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いちおう晴将(短め/軽め)

転用ワンライ第2回目「秋の装い」

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どうにか、平安衣裳もなぞらえながら、書き上がりました。
でも今回は、ちょこちょこ細切れ書きになったので、正確にはワンライじゃなかったです(^_^;)
まあ、お題が重要ということで。

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「晴明、紅葉狩りに行こう!」
そう将之から誘われて、今日は二人で遠出をしていた。
先ほど、少し開けた場所に馬を繋いで、今は山中を歩いている。
近付くまでは、馬上からも美しく色付いて見えた山々の中に入り、見上げる紅葉もまた艶でやかだ。

今日は将之も珍しく、狩衣を着ている。
晴明はいつも白い表地の狩衣を好んで着ていて、今日も同じく白い表に青い裏地で、秋の『菊』の合わせだ。
将之は晴明の裏地と同じ青い生地を表にして、裏は朽葉。やはり秋の『青紅葉』の合わせである。
いつもの直垂もそうだが、青い色は将之の爽やかさに似合っていて、好ましいと晴明は思う。
晴明の館まで迎えに来た将之に、珍しいな、と言ったら、さすがにいつもの格好じゃ寒い、と笑っていた。

前を行く将之の、青い狩衣が赤や黄色の紅葉に映えて、目に鮮やかだ。
紅葉狩りに誘ったくせに、弓矢も携えた狩衣姿の将之は、まさに狩猟の出で立ちである。
歩きながら時々、獲物を追って走り出すので、紅葉にまぎれないその青さは、楽しそうな将之を目で追う晴明には都合が良かった。
「晴明!兎捕まえたぞ!」
ニコニコと獲物を片手に、将之が走って戻って来る。
どうやら、今日の夕食の食材が決まったようだ。
「ついでに、茸でも探して帰るか?」
晴明の提案に、
「それいいな!」
ゴキゲンな答えが返って来た。
既に血抜きの処置だけ終えて、そこらで拾ったのであろう棒の先にぶら下げられた兎は、早々に戻ってさらなる下処理を施さないと、夕食に間に合わないだろう。
ゆっくりと優雅に、紅葉狩りを楽しむどころではなさそうだ。
歩く方向を帰る道へと変えて、時々横道に逸れては茸を探しつつ、今度は二人で並んで歩いた。
馬を見繋いだ場所に戻る頃には、兎と一緒に煮るのに足りる程度、茸も集まった。

「後は火にかければいいだけの状態にして、鍋ごと持って来させる事にした」
将之の屋敷前で一度分かれた後、汚れた狩衣から着替えて、いつものように酒を持参した将之が、同じく着替えた晴明の館に着くなり、開口一番そう言った。
やはり、下処理にはそれなりに時間が掛かるらしい。
夕食が届くまでの間、いつものようにのんびりと、二人で酒を酌み交わす。
秋も深まる夕べ。
紅葉も楽しみ、秋の味覚を待ちつつ、楽しいひと時を過ごす。
そのうちに、将之の屋敷から晴明の厨へ届けられた本日の成果が、煮上がって食欲をそそる香りと共に供された。
満面の笑みを浮かべる将之に、晴明も微笑んで、御相伴に舌鼓を打った。







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王都で紅葉と言えば、私的には弐話「琥珀の迷境」です。
影連と姉上が登場して、「藤原は現役の鬼」「人間でいる努力をするまでさ」の将之の台詞と、蒼空に浄化の炎を織り成す秋の白帝。
初めは、山の装いである紅葉に、それらを絡めようと思っていたのですが、どうにか秋の装いについて入れられたので、違う方向になりました。

※ヒロアカの「爆切版ワンライ&ワンドロ」から、お題を転用させて頂いてます。


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